【脱炭素・SDGs・ESG】日本郵船：日本初の完全電動作業船が竣工

日本郵船は、完全電動作業船「e-Crea（エクレア）」を5月23日に竣工したと発表した。本船はバッテリー駆動で発電機を持たない日本初の作業船であり、同社グループの京浜ドックが建造・運航を担う。

船体は全長9メートルの小型設計で、タグボートの入出渠支援など狭所作業に対応可能。バッテリーの重量増や温度管理といった技術課題に対し、配置の最適化や水冷・換気装置の多層配置で対応した。京浜ドックの陸上設備から充電され、運航時のCO₂排出はゼロ。今後は同船の知見を基に、2026年竣工予定の電動タグボートをはじめとした大型船への技術展開を視野に入れ、省エネや温室効果ガス削減のソリューション開発を進める。

電動化は港湾サービス全体の脱炭素化にも資するものであり、海運業界の持続可能な成長に向けた先進的な取り組みとして注目される。

【出典】
▷日本初バッテリー駆動の完全電動作業船が竣工
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。