【企業】アイリスオーヤマ、エネマネサービス『ENEverse』始動
アイリスオーヤマは、建物内のエネルギー利用を最適化する総合エネルギーマネジメントサービス「ENEverse(エネバース)」を2024年11月1日から本格展開する。同社はこれまでLED照明や空調制御など個別の省エネソリューションを提供してきたが、「ENEverse」はこれらを統合し、エネルギー利用の最適化を支援する。
政府は2050年のカーボンニュートラル実現に向け、2030年までに温室効果ガス排出量を2013年比で46%削減する目標を掲げており、建物の省エネやZEB(ゼロエネルギービル)の推進を求めている。
省エネ関連商品やサービスの多様化により、企業や団体の省エネ対策が進みにくい現状も指摘されている。
アイリスオーヤマは、2010年にLED照明事業でBtoB分野に本格参入し、省エネソリューションやエアソリューション、ロボティクス事業など幅広い分野でエネルギー効率の向上を支援してきた。最近の電気代の高騰を背景に、さらに包括的な省エネ対策へのニーズが高まっており、「ENEverse」はその解決策として提供される。
顧客ごとのエネルギー利用状況に合わせたソリューションの提案から、導入後のデータ分析による継続的な最適化支援までを一括で行う。2025年半ばには、クラウドサービスを開始し、LED照明や空調制御に加え、太陽光発電や蓄電池、新電力の活用によるエネルギー調達の最適化もサポートする予定。クラウドサービスを通じて、遠隔で複数の設備の状態をモニタリングし、効率的な運用を実現する。
【出典】
▷EMSソリューション本格化 総合エネルギーマネジメントサービス「ENEverse」開始 2030年の温室効果ガス排出削減量、政府目標の7%相当に貢献
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。