【脱炭素・SDGs・ESG】オムロン：製造業向けカーボンニュートラル診断開始

オムロンは8月、日本の製造業を対象とした「カーボンニュートラル診断」を開始した。国内で生産拠点を持つ企業100社を対象に、ガバナンスや戦略、再エネ導入状況などを数値化し、現状に即したソリューションを提案する仕組み。診断は約50問のアンケート形式で実施され、結果は個別に報告書として送付される。費用は無料で、申込期間は11月末まで。

背景にはサステナビリティ開示基準（SSBJ基準）に基づく気候関連情報開示の義務化がある。株主や顧客からの要請に応えきれていない企業も多く、エネルギーコスト上昇や排出量増加への懸念も深い。オムロンは長期ビジョン「Shaping the Future 2030」で掲げる脱炭素目標を基盤に、製造業の課題解決を後押しする。個社ごとの定量分析を起点に、環境対応を経営課題として定着させ、脱炭素経営の実効性を高める狙いがある。

【出典】
▷ オムロン 製造業におけるカーボンニュートラル診断を開始
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。