【研究】電力中央研究所:イベリア半島停電の最終報告を解説、日本の電力系統に監視強化の示唆
電力中央研究所は、2025年4月28日に発生したイベリア半島大規模停電について、欧州送電系統運用者ネットワーク(ENTSO-E)の最終報告書を踏まえた解説資料を公表した。停電の第一要因は、系統電圧の上昇と、それに伴う電源の連鎖的な停止と結論付けられた。低需要下で同期電源の並列が少なく、再生可能エネルギー比率が高かったことに加え、無効電力吸収能力の不足や下位系統からの無効電力流入、系統動揺への対応が電圧上昇を招いた。
同資料は、日本では電圧安定性や系統動揺への対応で喫緊の課題は認められないとしつつ、再エネ拡大に伴う系統特性の変化に継続的な対応が必要と指摘した。特に、基幹系統へのPMU導入による高頻度計測、小規模電源を含む下位系統の監視機能向上、全停復旧訓練の継続的な改善を重視する。十分なマージンを持った運用と、事前のリスク評価に基づく対策の重要性を改めて示した内容となる。
【出典】
▷イベリア半島大規模停電に関する解説
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。
※掲載画像は公表資料またはホームページからの引用です。