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【蓄電関連】NUVVE JAPAN:低圧蓄電池ビジネスでセミナー、収益化の実践ポイントを解説

2026.06.04

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NUVVE JAPANは6月3日、低圧蓄電池ビジネスへの参入をテーマにしたセミナー「低圧蓄電池ビジネスの始め方 ― 参入のポイントと“稼げる事業”としての進め方を徹底解説」を開催した。会場は東京都港区のJETROイベントスペース。オンラインでもYouTube Liveを通じて配信し、低圧領域での蓄電池ビジネスに関心を持つ事業者に向けて、収益化に必要な視点や事業構築の進め方を紹介した。

再生可能エネルギーの導入拡大や電力需給の変動を背景に、蓄電池を活用した分散型エネルギー事業への関心が高まっている。一方で、低圧領域では「どのような収益モデルを描けるのか」「初期投資をどう回収するのか」「自社単独で事業化できるのか」といった課題も多い。今回のセミナーは、こうした事業者の疑問に応える形で、低圧蓄電池を“導入設備”ではなく“収益を生む事業資産”として活用する道筋を示す内容となった。

前半では、AnPrenergy代表取締役の村谷敬氏が登壇した。村谷氏は、2009年から新電力支援や電源調達、需給管理などに携わり、100社を超える新電力支援の実績を持つ。講演では、分散型エネルギー市場の最新動向を踏まえ、低圧蓄電池ビジネスで収益を上げるための着眼点を解説した。電力市場の価格変動、再エネ電源の拡大、需要家側リソースの活用余地などを踏まえ、蓄電池を単体の設備投資にとどめず、需給調整やエネルギーコスト最適化と組み合わせて事業化する重要性を示した。

後半では、NUVVE JAPANが低圧蓄電池ビジネスの実践ポイントを説明した。事業スキームや収益モデル、立ち上げ時に必要な検討項目、具体的なユースケース、パートナー連携の考え方などを取り上げた。あわせて、同社と蓄電池事業を推進する際のパッケージサービスや、投資回収を見据えた蓄電池システムの組み合わせについても紹介した。

NUVVE JAPANは、V2G(Vehicle to Grid)技術を活用したエネルギーソリューションを展開するNuvve社の日本法人。欧米や日本を中心にアグリゲータービジネスを展開しており、デンマークでは10年以上にわたる商用運用実績を持つ。国内でも、グローバルで培った運用ノウハウを生かし、系統用蓄電池を中心とするエネルギービジネスの拡大を進めている。

セミナー終了後には、現地参加者を対象に登壇者と参加者の交流会も開かれた。低圧蓄電池ビジネスは、再エネ拡大や電力市場改革、需要家側の脱炭素ニーズを背景に、今後の分散型エネルギー事業の一角を担う可能性がある。今回のセミナーは、収益性を見極めながら事業化の第一歩を探る事業者にとって、実務面の論点を整理する機会となった。

〔参照〕
AnPrenergy
NUVVE JAPAN
低圧蓄電池ビジネスの始め方 ― 参入のポイントと”稼げる事業”としての進め方を徹底解説