【市況】住宅リフォーム・紛争処理支援センター：住宅相談件数3万件超、リフォーム相談が初めて新築を上回る

住宅リフォーム・紛争処理支援センターは、「住宅相談統計年報2025」を公表し、2024年度の住宅相談・紛争処理状況をまとめた。電話相談「住まいるダイヤル」の新規相談件数は30,812件で、前年度比5.4％減少したものの、リフォーム相談が11,920件と新築相談（11,682件）を初めて上回った。全体の60％が住宅トラブルに関する内容で、見積書に関する相談も一定数を占めた。改正建築物省エネ法・建築基準法に関する相談も新たに加わり、消費者からの問い合わせの多様化が進んでいる。

弁護士と建築士が対応する専門家相談は1,249件に達し、紛争処理支援の申請件数は128件で、その85.2％が申請前に専門家相談を実施していた。音の不具合をめぐる集合住宅関連の調査・研究も進められており、相談傾向や発生要因の分析が行われている。センターは引き続き、住宅品質確保法や住宅瑕疵担保履行法に基づく支援を通じ、迅速・適正な紛争解決と消費者利益の保護を図る。

【出典】
▷「住宅相談統計年報2025-2024年度の住宅相談と紛争処理の集計・分析-」がまとまりました
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。