【政策】国土交通省：建築LCA制度創設、建築物の全ライフサイクルで脱炭素を促進 制度開始は2028年度目標

国土交通省は、建築物の設計から解体までにわたるCO₂排出量を評価する「建築物ライフサイクルカーボン（LCA）」制度の創設に向け、有識者と関係省庁による検討会を立ち上げた。2050年カーボンニュートラルの実現に向け、建築部門が占める約40％のCO₂排出削減が急務であり、LCA評価の制度化を通じた行動変容が求められている。制度開始は2028年度が目標とされ、実施可能性や評価項目の整備などが順次検討される。

初回会合では経産省や環境省、林野庁が関連施策を紹介。今後の会合では、建築主や設計者、素材業界、金融機関など多様な立場からの意見聴取を通じて、建材や設備に関する原単位の整備、表示制度のあり方などを検討していく。中間とりまとめは年内に予定されており、建築分野における脱炭素移行の中核的制度となる可能性が高い。

【出典】
▷建築物のライフサイクルカーボンの算定・評価等を促進する制度に関する検討会
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。