【脱炭素・SDGs・ESG】YKK AP:リサイクルアルミ100%建材「Re・AL」受注開始

(出典:HPより)
世界的な脱炭素の流れを背景に、建材のライフサイクル全体でのCO₂排出削減ニーズが高まる中、YKK APはリサイクルアルミを100%使用したアルミ建材「Re・AL」を使った物件対応を開始した。市中リサイクル材と社内リターン材のみで製造するアルミ形材で、窓やカーテンウォールなど非木造建築向けビル商品に受注生産で展開する。「Re・AL」は第三者検証付き環境製品宣言「SuMPO EPD」を取得し、原材料調達から製造までのライフサイクルで既存品比73%のCO₂排出削減を実現する。自社ではYKK AP30ビルやYKK AP技術館で既に採用済みで、三井不動産レジデンシャルの新築マンション(2027年2月竣工予定)でも採用が決定した。
同社はこれまでも住宅・ビル用全商品のリサイクルアルミ使用比率を平均60%まで高めてきたが、新地金不使用の「Re・AL」により資源循環とカーボンニュートラル対応を一段と強化する。四国製造所にはリサイクル専用炉を導入し、溶解ロス低減や合金成分管理の技術開発を進めるほか、大学や他社と連携し、不純物を除去するアップグレードリサイクル技術や市中リサイクル材の分別プロセス確立にも取り組む。対象商品は全国の住宅・ビル用商品全般で、2025年10月31日に受注開始。2027年度に15億円の受注を目標とし、低炭素建材需要の取り込みを図る。
【出典】
▷リサイクルアルミ使用比率100%のアルミ建材「Re・AL」受注開始 住宅やビル建築の環境価値向上と製造時のCO₂排出量削減に貢献
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。