【太陽光発電】JERA：PSC実証を火力発電所で初実施

JERAは積水化学、三晃金属と連携し、横須賀火力発電所の建屋にフィルム型ペロブスカイト太陽電池（PSC）を設置する国内初の実証試験を開始した。PSCは従来のシリコン系太陽電池に比べて軽量・柔軟であり、屋根や壁面などこれまで設置が困難だった場所への適用が期待される。2023年から構内で進めていた発電性能や耐塩害性の検証に続く形で、今回は耐風性や設置方法の評価も進める。

主原料であるヨウ素は日本の生産シェアが世界の約3割に達し、PSCは経済安全保障の面でも注目される技術。JERAは「ゼロエミッション2050」実現に向け、再エネとゼロエミッション火力の導入拡大を進めており、PSCを次世代の太陽光発電技術として実用化するための取り組みを強化する構えだ。火力発電所における活用を起点に、顧客向けソリューション展開も視野に入れる。

【出典】
▷ペロブスカイト太陽電池の共同実証試験を横須賀火力発電所において開始 ～国内初となる火力発電所建屋での実証試験～
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。