【ゼロエネ建築】国土技術政策総合研究所：ZEB基準達成率 大規模施設で向上

国土交通省所管の国土技術政策総合研究所は、2023年度に新築・増改築されたオフィスビル等11,927棟を対象とした省エネ性能に関する調査結果を公表した。建築物省エネ法に基づく手続時の情報を分析し、BEI（省エネ性能指標）や外皮・設備設計仕様の実態を明らかにした。

ZEB（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）基準の達成率は件数ベースで19.7%、床面積ベースで39.0%と前年を上回り、特に2,000㎡以上の大規模事務所や学校で顕著な向上が見られた。大規模事務所では達成率が17.7%、大規模学校では25.8%に達した。政府が掲げる2030年度以降の新築建築物におけるZEB水準達成の目標に向け、現場の対応が進展していることを示す結果となった。

【出典】
▷オフィスビル等の省エネ性能に関する最新調査結果を公表～大規模事務所等におけるZEB基準の達成率が大きく向上～
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。