【海外】三菱ケミカル:米英の電解液拠点を譲渡、欧米で事業モデル転換

(出典:HPより)
三菱ケミカルは、米国および英国で展開してきたリチウムイオン電池用電解液の製造拠点を、電池材料事業を手掛けるGreen E Originへ譲渡することで最終合意した。対象は米テネシー州メンフィスと英ダラム州ストックトンオンティーズの2拠点で、関係当局の承認を前提に2026年3月末の譲渡を予定する。車載用途を中心に採用実績を積み上げてきた電解液事業について、製造資産を切り離し、パートナー連携を軸とした事業展開へと舵を切る。
同社の電解液は独自添加剤技術により高出力性や耐久性、安全性を強みとし、欧米を含む複数地域で生産体制を構築してきた。一方、xEV需要の拡大に対応する中で、欧米市場では製造・販売を担う外部パートナーとの戦略的連携による新たなビジネスモデルが有効と判断した。今後は、ライセンス供与や協業を通じた中長期的な市場拡大を視野に、資本効率を意識した事業構造への転換を進める。
【出典】
▷米国および英国における電解液製造拠点の譲渡について
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。