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【蓄電関連】野村屋ホールディングス:系統用蓄電池の累計販売12万kW達成、TUN POWERとの協業で導入体制を拡大

2025.12.02

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(出典:HPより)


野村屋ホールディングスは系統用蓄電池の販売・設置支援を拡大し、2025年7月からの4カ月で15サイト累計12万kWに到達した。再エネ普及と系統安定への需要が高まる中で、技術支援の蓄積が評価された形といえる。10月には単月で最多となる12サイト・9,600kWを記録し、全国からの引き合いが急増している。長野県上田市の自社敷地ではHUAWEI製2,000kW/8,000Whのモデル施設が12月22日に商業運転を迎える予定で、実証試験のほか導入検討者向けの見学拠点として位置づける。蓄電池導入を設計・施工・保守まで一貫して支える体制を整備し、地域インフラの安定化に貢献する構図が鮮明になっている。

同社は瓦・屋根事業を起点とする建設企業として100年以上の歴史を持ち、太陽光発電の設計・施工を経て、近年は系統用蓄電池事業を本格展開している。10月には台湾のTUN GREEN POWERの関連会社TUN POWERとエネルギー協力に関するMOUを締結し、国内プロジェクトの共同推進に加え、東南アジア市場も視野に入れた体制を構築した。TUNは70年以上電力インフラ構築を担い、複数の国際企業と協業しながら蓄電・再エネ分野を拡大してきた企業である。技術力と市場展開力、野村屋の施工基盤・地域ネットワークを融合させ、国内外での事業拡大を狙う。今後は災害対策や再エネ導入を踏まえた柔軟な蓄電池モデルを展開し、自社施設を活用した技術検証も進める構えだ。国内外への普及と高度化を一体で推し進め、地域と産業の脱炭素化に寄与する姿勢を強めている。

【出典】
【野村屋ホールディングス】系統用蓄電池販売実績が累計120,000kWを達成、TUN POWERとの協業で導入支援を拡大
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。