【給湯・空調・換気】パナソニック エレクトリックワークス社:WELL認証活用し3エリア別Well-Being空間パッケージ開始

(出典:HPより)
パナソニック エレクトリックワークス社は、WELL認証の考え方を基に、オフィス内の用途に応じて導入できるWell-Beingな「空間パッケージ」の提供を12月から始める。リフレッシュ、マグネット、会議室という3つのエリアを対象に、光・空気・音・香り・映像の5要素を組み合わせ、人的資本経営の観点から求められる心身の健康と生産性向上の両立を狙う。2022年からWELL認証取得支援コンサルティングを展開してきた経験や、IWBI公認の利用者アンケート認定調査機関としてのデータ蓄積を踏まえ、オフィスの課題を類型化し、エリアごとに導入しやすいパッケージとして整理した。リフレッシュエリアでは、照明や音、映像、香りを組み合わせ、自然の中にいるような演出で効率的な気分転換を促す構成とする。マグネットエリアでは、社員が立ち寄りやすい場に情報発信機能を持たせ、偶発的な出会いや会話を生み、コミュニケーションの活性化を狙う。会議室では、音環境や温熱環境の要件に沿って残響時間や音声明瞭度、PMV指標を踏まえた設計とし、聞き取りにくさや空気の淀みといった不満の軽減を図る。
同社はあわせて、「音」と「温熱」に関する要因分析と対策提案を行うコンサルティングサービスも展開する。音響測定や3Dモデルによる音響シミュレーションを通じて遮音性能や音の響き方を可視化し、吸音材や環境音BOXなどの活用策を提示するほか、現地調査と温熱・遮熱シミュレーションに基づき、スポット気流や遮熱フィルムの最適配置を提案する。音響関連の測定・シミュレーションはDAIKENが担い、専門性を補完する体制とする。パッケージはいずれも設置や工事を含まない空間提案と位置づけ、予算や納期に応じた段階的な導入を想定する。パナソニックは空間パッケージと伴走型コンサルティングを組み合わせ、オフィス運用の継続的な改善を支援することで、2030年度にオフィス向けコンサル・ソリューション関連事業で売上30億円の達成を目標に掲げる。
【出典】
▷WELL認証の考え方を基にエリアごとに導入できるWell-Beingな「空間パッケージ」の提供を開始
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。