【研究】京都大学:MOFガラス膜で170度の水蒸気電解に成功、産業排熱を生かす水素製造技術へ前進
京都大学大学院理学研究科の堀毛悟史教授、上原広充特定准教授らの研究グループは、金属と有機分子からなる「金属―有機構造体(MOF)」のガラスを使い、水素イオン(プロトン)を通す膜材料を開発した。ガラスの性質を調整する修飾成分の考え方を取り入れることで広い温度域でのプロトン伝導性を確認し、170度の水蒸気を電気分解して水素を製造することに成功した。研究成果は10月21日、米国の学術誌「Journal of the American Chemical Society」にオンライン掲載された。
現在普及するアルカリ水電解は主に100度以下で運転する一方、工場の水蒸気や排熱を利用できる150~250度の温度域では、プロトンを安定的に通す膜材料が限られていた。今回のMOFガラス膜は、産業プロセスで生じる熱を活用した水電解への応用につながる可能性がある。研究グループは化石燃料由来の水素製造に代わる技術の確立を視野に入れており、再生可能エネルギーによる電力と産業排熱を組み合わせた水素製造への展開が期待される。
【出典】
▷MOFガラス膜の応用でグリーンな水素製造に一歩―工場の廃水蒸気の温度で作動する膜材料を開発―
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。
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