【蓄電関連】東レ:リチウムイオン電池向け負極集電体フィルムを開発、電池セルを約10%軽量化
東レは、リチウムイオン電池の負極集電体に使用できる高性能な樹脂フィルムを開発した。酸化・還元耐性、金属密着性、機械特性、熱特性の4条件を満たし、従来の銅箔を樹脂フィルム基材と極薄銅層からなるフィルム集電体へ置き換えられる。実際の電池評価では銅箔と同等の性能を確認し、量産機による広幅製膜にも成功した。標準グレードの厚さは4.5マイクロメートルで、顧客向けサンプルの提供を始めた。
開発品は独自のポリマーアロイ設計とフィルム製膜技術を組み合わせ、負極の強い還元環境への耐久性と銅層の密着性を両立した。集電体重量を従来の銅箔比で約50~60%削減し、電池セル全体でも約10%の軽量化を見込む。軽量化によりモバイル機器の駆動時間、ドローンやEVの電力消費効率、航続距離の改善につながる。軽量化分を活物質の増量に充てた場合、東レの試算ではEVの航続距離を最大約10%延ばせる可能性もある。中小型電池での実用化を進め、EVや定置用蓄電池への展開も視野に入れる。
【出典】
▷リチウムイオン電池の負極集電体に適用可能な高性能フィルムを開発-モバイル・ドローン・EV用電池の軽量化に貢献-
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。
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