【ゼミ】Sungrow・三鈞日本・パンドウイット:系統用蓄電池で合同ウェビナー開催 市場拡大背景に施工効率化や部材選定など解説

再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、電力系統の安定化を担う「系統用蓄電池」への注目が高まっている。SUNGROW JAPAN、三鈞日本、パンドウイットコーポレーション日本支社の3社は12日、系統用蓄電池の最新動向と技術を解説する合同ウェビナーを開催した。初級者から上級者までを対象とした本イベントでは、設計・導入から施工現場の課題解決を中心に多角的な議論が交わされた。
第1部では、SUNGROW JAPANの技術部技術サポートエンジニア、上田顕広氏が登壇。同社がこれまでグローバルで培ってきた系統用蓄電池ビジネスの歩みを紹介し、拡大を続ける日本市場への展開を詳説。多様なニーズに応える製品ラインアップに加え、設計から運用までの各フェーズにおける具体的なメリットを提示し、蓄電池事業への参入を検討する事業者に対し、事業の具体像を明確にするための指針を示した。
第2部では、三鈞日本の営業部シニアマネージャー、趙建強氏が「3.3kV高圧ケーブルの選定」をテーマに講演した。蓄電池設備において、パワーコンディショナ(PCS)やキュービクルを繋ぐ高圧ケーブルは重要な役割を担う。趙氏は、従来の銅ケーブルとアルミケーブルを比較し、軽量化やコストの安定性、供給の確実性といった観点からアルミ採用の優位性を整理。蓄電池システムへの最適な適用ポイントを技術的見地から解説した。
第3部には、パンドウイットコーポレーション日本支社の角田哲也氏が登場。同社は6年前からアルミ配線市場の普及に取り組み、今回、日本市場初とする「2つ穴バイメタル端子」「ダイスレス工具」を実演した。現場の作業効率を大幅に向上させる製品は、系統用蓄電池の急速な普及を下支えするインフラ技術として期待が高まる。
電力の需給調整市場や容量市場の進展により、蓄電池の注目度は増す。機器メーカーと部材サプライヤーが連携し、ハードと施工の両面から市場課題に応える姿勢を示した。
〔参照〕
▷SUNGROW
▷三鈞日本
▷パンドウイットコーポレーション日本支社