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【研究】立命館大学:シリコン廃棄物活用で黄リン低温製造、資源循環と脱炭素を両立

2026.01.15

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(出典:HPより)


立命館大学理工学部の研究チームは、黄リン製造において従来の高温炭素還元法に代わる新たな還元プロセスの実証に成功した。半導体製造工程で発生するシリコンスラッジを還元剤として用いることで、約1000℃という低温条件下で高い揮発率を達成し、黄リンを選択的に生成できることを示した。従来法と比べ約400℃の低温化が可能となり、副生成物の発生も抑制されるなど、エネルギー消費と環境負荷の大幅な低減が見込まれる。

リンは半導体や医薬品、電池材料など幅広い産業に不可欠だが、供給は特定地域に偏在し、製造時のCO₂排出も課題となってきた。今回の成果は、処理に課題を抱えていた産業廃棄物を高付加価値資源へ転換する点に特徴があり、サーキュラーエコノミーの実装と脱炭素化、資源安全保障の強化を同時に後押しする可能性を示す。研究チームは今後、実用化を見据えたスケールアップ研究を進め、持続可能な資源循環型社会への貢献を目指すとしている。

【出典】
産業廃棄物の資源化によるサーキュラーエコノミーの推進に貢献 シリコン廃棄物の活用を見据えた新しい還元プロセスの実証に成功
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。