【各種住宅・建築・他】古河電気工業：瀋陽古河電纜の全持分を譲渡

古河電気工業は、取締役会で中国の特定子会社である瀋陽古河電纜の全持分を譲渡することを決定した。同社はこれまで中国の地中送電網整備に寄与してきたが、中国市場の景気回復の遅れや価格競争の激化を背景に、現体制での中長期的な黒字化は難しいと判断した。こうした環境を踏まえ、事業の選択と集中の観点から、保有する全持分を譲渡し非連結化する方針を固めた。

譲渡先は、中国国内で電線・ケーブル事業の実績を持つ安徽偉光電纜となる。譲渡価額は1,000万人民元で、譲渡後の出資比率はゼロとなる。瀋陽古河電纜は超高圧電力ケーブルなどを手がけてきたが、近年は営業損益、最終損益ともに赤字が続いていた。本件の影響は、すでに公表済みの2026年3月期連結業績予想に概算で織り込まれており、今後修正が必要となる場合は速やかに開示するとしている。

【出典】
▷特定子会社の異動（持分譲渡）に関するお知らせ
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。