【調査】一条工務店：冬の寒さ・乾燥が睡眠と健康に影響　9割超が断熱・気密性重視と回答

一条工務店が全国3568人を対象に実施した「冬の自宅内の寒さ・乾燥対策に関する意識調査2025」で、冬の寒さが睡眠の質に影響すると感じる人が7割超に達した。暖房を使っても「なかなか部屋が暖まらない」とする回答が7割超、光熱費を考慮して暖房利用を我慢する人も約7割となり、物価高と燃料費高騰の影響が生活実感として広がっている構図が浮かんだ。寒さを感じる場所は脱衣所、浴室、玄関が上位である一方、約7割が寒さ対策を講じていないと回答しており、住宅性能と住まい方の両面で課題が残る内容となっている。住宅購入・リフォーム時に断熱性・気密性を「重視する」とした人は9割超に達し、建物性能へのニーズが一段と高まっている傾向もうかがえる。

乾燥への不安も顕著で、冬場の自宅の乾燥が気になる人は約87％に達した。乾燥による困りごとは「肌の乾燥」「喉の痛み」「風邪をひきやすくなる」が上位に並び、加湿器の利用や室内干しなどで対策を講じる世帯が目立つ。就寝中に寝室で暖房器具を使用しない人は約45％で、その理由として「乾燥が気になる」が最多となった。調査コメントを寄せた医師は、低温・低湿度環境が感染症リスクや肌・粘膜のバリア機能低下につながる点を指摘し、断熱に加え適切な加湿の重要性を強調している。一条工務店は、全館床暖房や高断熱仕様、全館換気・加湿システムなどを通じ、家中の温度差や乾燥を抑えた住環境の提案を強化する構えを示した。

【出典】
▷「冬の自宅内の寒さ・乾燥対策に関する意識調査 2025」結果発表　冬の寒さが原因で、睡眠の質が下がると感じる人は7割以上。9割以上の人は、住宅を購入・リフォームするなら断熱性や気密性を重視したい。
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。