【政策】経済産業省:排出量取引制度の設計審議開始
経済産業省は7月2日、「排出量取引制度小委員会」の初会合を開催し、2026年度に導入予定の排出量取引制度について制度設計の議論を開始した。GX(グリーントランスフォーメーション)推進法の改正により、一定規模以上のCO₂排出事業者に参加を義務づける内容が5月に成立している。
委員会では、排出枠の価格形成を促す観点から、クレジット使用に上限を設定する案が示された。実排出量の10%を上限とする方針で、制度開始後も需給動向に応じた上限の見直しを継続的に検討する。また、国内クレジット制度であるJ-クレジットの供給拡大や、森林由来クレジットの増加傾向も報告された。
【出典】
▷第1回 産業構造審議会 イノベーション・環境分科会 排出量取引制度小委員会
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。