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【脱炭素・SDGs・ESG】日本山村硝子:CO₂ゼロのガラス溶融に世界初成功

2025.06.20

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(出典:HPより)


日本山村硝子は、大阪大学や東京ガス、関西電力と共同で、CO₂を一切排出しないソーダ石灰ガラスの溶融に世界で初めて成功した。炭酸塩を含まないナトリウム・カルシウムシリケートを原料に用い、燃料にはアンモニアを使用。従来不可避とされたガラス製造工程のCO₂排出を、原料と燃料の両面からゼロに抑えることに成功した。この成果は国際学術誌「Materials Today Sustainability」で公開された。

従来は炭酸カルシウムや都市ガスなどの使用によりCO₂排出が避けられなかったが、本研究では原料そのものの構成を転換。脱炭素燃料としてのアンモニアとの組み合わせにより、温室効果ガスを排出しない技術体系を構築した。同社はこれを「100年先も必要とされる会社」という経営ビジョンに沿った中核技術と位置づけ、今後は工業規模での展開に向けた研究開発を進めていく。

【出典】
CO₂排出ゼロの原料と燃料によるソーダ石灰ガラス溶融に成功
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。