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【太陽光発電】石川県:歴史地区に再エネ供給、全国初の取り組み

2025.06.14

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(出典:HPより)


石川県と金沢市、北國銀行、北陸電力の4者は、県内住宅で発電された太陽光電力を、金沢市の重要伝統的建造物群保存地区(東山ひがし・主計町)に供給する取り組み「いしかわ県民太陽光でんき」を6月11日より開始した。景観保護の観点から太陽光パネル設置が困難な地区にも再エネを届ける試みで、地産地消と脱炭素を同時に実現する全国初のモデルとして注目されている。北陸電力が余剰電力を買い取り、重伝建地区の低圧需要家へ供給する。

発電者には石川県と北國銀行が連携し、1kWhあたり1ポイントの地域通貨「いしかわトチポ」を付与。トチポは地元商店などで使用できる。供給先には環境周知グッズが提供され、地域参加型の制度設計がなされている。今後は他の重伝建地区への展開も視野に入れており、地域活性化と持続可能な都市形成に向けた新たなエネルギーモデルの実装として、政策的な意義も大きい。

【出典】
石川県内の一般家庭で発電した再エネ電力(太陽光発電)を活用した重伝建地区への電力供給の取組みについて
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。