【蓄電関連】プロロジス：物流施設に蓄電池設置、電力市場参入へ

プロロジスは、千葉市の賃貸物流施設「プロロジスパーク千葉1」の敷地内に系統用蓄電池（2MW/6MWh）を設置し、2026年4月から電力市場に参入する計画を発表した。設置場所は未利用の駐車場スペースで、設置工事は2025年12月に着工予定。容量市場・卸電力市場・需給調整市場での電力取引を目指し、不動産事業者として国内初の取り組みとなる。再エネ普及に伴い需給調整機能の重要性が高まる中、遊休地活用とノウハウ蓄積により迅速な事業化を実現する構えだ。

プロロジスはこれまで、物流施設に太陽光発電や非化石証書を活用した再エネ化を推進。自己託送やPPA契約、再エネ由来の電力供給など多面的なエネルギーソリューションを展開してきた。今回の蓄電池事業はその延長線上に位置づけられ、再エネの安定化・電力システムの持続可能性確保に貢献する。将来的には、同社が所有・運営する他物流施設への水平展開も視野に入れている。

【出典】
▷国内不動産事業者として初めて運営中物流施設敷地内に系統用蓄電池を設置
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。