【蓄電関連】ポート：伊勢崎で蓄電所商業運転を開始

ポートは、系統用蓄電所事業への参入検証の第一弾として、群馬県伊勢崎市に建設した「ポート群馬伊勢崎蓄電所」の商業運転を開始した。本蓄電所は出力約2MW、容量約8MWhの規模で、同社はこれを含む3カ所の蓄電所開発に総額10億円を投じている。事業参入の背景には、再エネ拡大に伴う調整力確保の必要性があり、市場成長性と電力事業者支援の両面から検証を開始。蓄電池を通じた電力需給バランスの調整機能を活用し、卸電力市場などでの取引を見込んでいる。

同社は電力・ガス業界を中心に成約支援型マーケティング事業を展開し、年間90万件以上の成約実績を持つ。今期中に他の2カ所の蓄電所も順次稼働予定で、2026年3月期には同事業が業績に反映される見通し。初年度は赤字を前提としつつも、収益モデルの確立に向けた実証を進める。なお、本件を含む進捗は投資家向けにも随時開示される予定であり、需給調整市場や容量市場への展開も視野に入れている。

【出典】
▷群馬県伊勢崎市における系統用蓄電所の商業運転開始のお知らせ
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。