【給湯・空調・換気】産業技術総合研究所：空気清浄機×空調で粒子88％削減

産業技術総合研究所とダイキン工業は、空気清浄機とフィルター付き空調を併用することで、室内粒子を最大88%削減できることを実証した。実験は大規模クリーンブース内で実施され、21パターンの配置と稼働条件に基づく多点計測により、設置位置や機器構成が粒子低減に与える影響を詳細に検証。加えて、スーパーコンピューターを用いずに行う簡易シミュレーションが、実測と高い一致を示すことも確認された。

粒子削減効果は、空気清浄機単独よりも、空調との併用で顕著に向上。フィルター付き空調を強モードで稼働させた場合、正面の人が曝露する粒子量を94％削減できた。シミュレーションは粒子濃度の高低を的確に再現し、室内環境設計への実用性が示された。

本研究は、新型コロナ対策の一環として実施されたもので、医療機関等での活用も視野に入れる。空間ごとの最適機器配置に向けたコスト効率の高い評価手法として、今後の実装が期待される。

【出典】
▷空気清浄機とフィルター付き空調により最大88％の室内粒子を削減！
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。