【買収】伊藤忠建材が岩野物産を買収

伊藤忠建材は、土木建築資機材の販売を手がける岩野物産の全株式を取得し、同社を完全子会社化した。今回の買収により、土木分野での事業基盤を強化し、国土強靭化など社会的要請に応える構えだ。

岩野物産は1913年創業。東日本を中心に、トンネルや橋梁、処分場、高架橋などのインフラ向けに土木資材を供給してきた実績を持つ。継手や管、遮水シートなどで高いシェアを誇り、防災・減災ニーズの高まりを背景に、その存在感は一層増していた。老舗ならではの営業基盤と商品力を背景に、ゼネコンや資機材メーカーからの厚い信頼を得ている。

伊藤忠建材は建材商社として全国展開する一方で、近年は非住宅分野にも事業領域を広げている。国が掲げるインフラ整備の加速に呼応し、今回の買収を成長ドライバーに据える。今後は親会社の伊藤忠商事とも連携し、両社の経営資源を融合。顧客に新たな価値を提供するとともに、安心・安全な社会づくりに貢献していく方針。

【出典】
▷岩野物産株式会社買収に関するお知らせ
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。