【新製】大林組：不燃木質建材「不燃合板」販売開始

大林組は、グループ会社の内外テクノスと共同で、不燃木質建材「アルファティンバーシリーズ 不燃合板」を開発し、販売を開始した。不燃性を確保しつつ、木質空間の多様なニーズに対応する。

新製品は、合板に特殊な金属箔をシート加工することで不燃化。これまで無垢材を用いた製品に比べ、大判の施工が可能となり、壁や天井にも使用できる。一般的な不燃材料である石膏ボードやケイカル板はビスやくぎが使用できないが、本製品はJAS規格適合の合板を採用し、施工の自由度を向上させた。

また、中空ボックス形状への加工が可能で、大型の飾り柱や壁材にも応用可能。美術品展示ケース向けには、有機酸ガスの放散を抑制しつつ不燃性を確保する特性を活かす。加えて、難燃剤を使用せず、解体時にアルミ箔を剥がすことで木材のリサイクルを可能にし、環境負荷の低減にも貢献する。

大林組と内外テクノスは、今後もアルファティンバーシリーズの普及を進め、デザイン性と安全性を兼ね備えた木質空間の提供を目指す。

【出典】
▷不燃性を確保しながら木質空間の多様なニーズに応えた商品群を拡充
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。