【新春】日本ルーフレジリエンス協会：新春賀詞交歓会2025開催
2025.02.10
災害に強い屋根の普及をめざす日本ルーフレジリエンス協会は2月5日、品川プリンスホテルにて新春賀詞交歓会2025を開催。60名を超える会員企業・団体が会場に駆けつけた。
同団体は老舗木建商社である双日建材で新規事業開発を手掛けてきた横井敏昭氏が退職後の2021年7月に立ち上げた一般社団法人。前職より築いてきた横井氏の構想を体現。意志に賛同した事業者が続々と集結している。
開会冒頭では今後の団体方針が語られた他、土木・建設業界向けDX事業を展開するコンピューターシステム研究所の長尾良幸社長、今春より連携し「ニッポンのすべての屋根に、太陽光発電を」との理念を掲げる太陽光発電協会の増川武昭事務局が講演。今後の政策や太陽光発電市場の動向などを共有した。
屋根材や施工方法は地球温暖化に伴う大型台風や大雪による気象災害に対する意識が希薄であったという。被害が集中する既存住宅屋根の強靭化改修を図ることで安心・安全な住まい環境を構築。中古住宅市場の活性化、職人育成、雇用創出をめざしていく。屋根の強靭化と太陽光パネル設置は親和生が高く社会的意義が共通していることから業界を超えた連携に注目が集まる。
