【企業】ダイキン、台湾で空調合弁事業開始

ダイキン工業傘下のダイキンマレーシアは、台湾の和泰興業および力菱と合弁で業務用空調機器を製造する新会社を設立し、事業を開始した。台湾彰化縣に拠点を置く新会社は、半導体市場向けに高度な性能を備えたエアハンドリングユニット（AHU）の生産を行う。

台湾は半導体製造で世界的に重要な地位を占めており、同市場での空調機器需要が増加中。新会社はダイキンの製造技術と力菱の半導体分野でのノウハウを結集し、高い要求仕様に対応する製品を提供する。同時に、省エネや脱炭素といった課題解決にも寄与することを目指す。

設立記念式典は1月21日に行われ、ダイキングループが持つグローバルネットワークと台湾の市場特性を活かした事業展開が期待されている。将来的には、データセンター市場への進出も視野に入れ、ノウハウの他地域展開を目指す。新会社の資本金は8億円で、出資比率はダイキン51%、和泰興業34%、力菱15%となっている。

【出典】
▷業務用大型空調機器を製造する合弁会社を台湾で設立し事業を開始
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。