【企業】大京、家庭用エアコン１台でマンションの全館空調を実現

大京とフジモリ産業は、東京大学と東京理科大学との共同研究を経て、家庭用ルームエアコン1台で全館空調を実現するマンション向け新システムを開発した。天井裏の限られた空間にコンパクトな空調設備を設置し、新築マンションだけでなく既存マンションにも導入可能な仕様を実現。エアコンからの気流を各部屋に送るダクトと通気ルーバーを活用することで、居住空間の快適性を向上させた。

実証実験では猛暑日でも快適な室温を維持する性能が確認されており、2024年4月以降は実用化に向けた検証を進めてきた。大京はZEH-M基準を超える省エネマンションの開発に注力しており、今回のシステムはその一環となる。フジモリ産業は空調部材の提供、ジツダヤは施工を担当し、各社の専門技術を結集している。

本システムの普及は、快適性と省エネ性能を両立しつつ、既存マンションの価値向上にも寄与する革新的な取り組みとなる見込み。

【出典】
▷家庭用ルームエアコン 1 台で全館空調　マンション向け新全館空調システムを研究開発
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。