【政策】地球温暖化対策法施行令を改正

環境省は2025年1月17日、「地球温暖化対策の推進に関する法律施行令の一部を改正する政令」を閣議決定した。本改正は、二国間クレジット制度（JCM）による国際協力排出削減量の管理体制強化や温室効果ガス算定排出量の報告制度の見直しを目的としている。

今回の改正では、JCMクレジットの管理方法や法人保有口座の記録事項、手数料の額を新たに規定。また、回収した二酸化炭素をカーボンリサイクル燃料製造に利用する場合、その排出削減価値を算定に反映する仕組みを盛り込んだ。2024年12月に行われた意見募集（パブリックコメント）では4件の意見が寄せられ、適切な対応が取られたとされる。

改正法施行後、指定実施機関の募集が予定されており、温室効果ガス削減を促進する新たな枠組みが本格化する見込みだ。環境省は引き続き脱炭素社会の実現を目指した施策を進める方針。

【出典】
▷「地球温暖化対策の推進に関する法律施行令の一部を改正する政令」の閣議決定について
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。