【研究】パナソニック、次亜塩素酸で感染制御空間を実現

(出典:HPより)
パナソニックは群馬パース大学と共同で、次亜塩素酸を用いた浮遊菌・付着菌の除菌効果を実使用空間で検証した。業界初の試み。教室や実習室を対象に実験を実施し、教室内では浮遊菌の約85%削減、実習室では付着菌の99.9%削減を確認した。この研究は菌・ウイルスによる感染リスク低減を目指した「感染制御空間」の創出を目的としている。
検証装置は次亜塩素酸水溶液を生成し、空間内で気体状の次亜塩素酸を発生させる仕組みを採用。浮遊菌試験では、40~50人が利用する70畳規模の教室で実験が行われ、特定の菌種に対しても有効性が示唆された。付着菌試験では、無人の実習室内に配置した大腸菌や黄色ブドウ球菌に対する高い除菌効果が確認された。
パナソニックはこの成果を基に、次亜塩素酸技術の応用を進める方針。引き続き産学連携を推進し、感染症対策に貢献する空間づくりを目指す。
【出典】
▷業界初、実使用空間において次亜塩素酸を用いた浮遊菌・付着菌の除菌効果を検証
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。