【企業】Honda、EVスマート充電を実証開始

本田技研工業（Honda）は12月10日、ALTNA、MCリテールエナジー、Kaluza Japanの3社と共同で、電気自動車（EV）の充電を自動で最適化する「スマート充電サービス」の実証を開始した。再生可能エネルギーの活用促進と電力需給バランスの改善を目指し、EVユーザーを対象に実用性と事業性を検証する。

スマート充電は、電力市場価格や需給状況をリアルタイムで反映し、最適なタイミングで充電を実施するサービス。電力系統への負荷が高まる時間帯を回避し、太陽光発電などの再生可能エネルギーが余剰となる時間帯を選んで充電を行う仕組みだ。これにより、CO2削減効果を高めつつ、EV利用の総保有コスト（TCO）の低減を実現する。

実証に参加するユーザーは、専用アプリを通じて充電完了時刻を入力。システムが電力価格やユーザーの利用状況を基に最適な充電計画を作成し、車両に反映する。実際の充電状況はアプリで確認できるため、利便性が高い。EVの利用データを統計的に分析し、より最適化された電力プランの構築も目指す。

【出典】
▷EVを活用したスマート充電サービスの実証を開始
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。