【研究】LIXILと近畿大学、窓断熱で医療費削減を研究

LIXILは近畿大学と共同で、「住宅内温熱環境に基づく居住者の医療費・薬剤費の研究」を発表した。窓断熱改修が暖冷房費削減や医療費削減に加え、新たに薬剤費削減にも効果があることが明らかになった。

窓断熱改修は、住宅の高性能化を促進する取り組みの一環であり、CO₂排出量や光熱費の削減だけでなく、ヒートショックによる循環器疾患リスクの低減やアレルギー症状の緩和といった健康面への好影響が注目されている。今回の研究は、戸建て住宅だけでなく集合住宅も対象に、経済効果を検証したものだ。

近畿大学の藤田浩司准教授は、日本における冬季の死亡者数の多さを指摘し、断熱性能の向上が多くの命を救う可能性を示唆。本研究が断熱の重要性を具体的な数値で示すことで、健康的な住環境の普及に貢献できると語っている。

【出典】
▷近畿大学と共同で、住宅内温熱環境に基く居住者の医療費・薬剤費の研究論文を発表
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。