【新製】オムロン、初期費用ゼロの太陽光PPAサービス開始
オムロン ソーシアルソリューションズ(OSS)は、一般住宅向けに低圧PPAサービス「おうちdeソーラー」の提供を9月17日より開始した。低圧PPA(Power Purchase Agreement)は、OSSが設備費用を負担し、ユーザーの住宅に太陽光発電システムを設置。ユーザーは初期費用なしで再生可能エネルギーを利用できる仕組み。今回のサービスは、OSSがすでに企業・自治体向けに展開しているPPAサービスを住宅分野に拡大する形で導入された。
近年、再生可能エネルギーの活用は、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)投資の増加や、RE100といった国際的な取り組みの広がりとともに注目されている。電力価格の高騰やBCP(事業継続計画)対策として、一般家庭でも再エネ導入への関心が高まっている。一方で、高額な初期費用が障壁となり、導入が進まないケースも少なくなかった。
このような背景を受け、OSSは住宅向けPPAモデルとして「おうちdeソーラー」を立ち上げ、ユーザーが費用負担なしで太陽光発電システムを設置できる環境を提供する。同サービスでは、発電された電力のうち、ユーザーが使用した分については、地域の電力会社の従量電灯契約に基づく料金の第二段階相当の単価が適用される。従来の第三段階料金と比べてリーズナブルに利用でき、発電電力には再生可能エネルギー発電促進賦課金がかからないため、電力を多く使う家庭にとってコストメリットが見込まれる。
OSSは、太陽光発電システムの発電状況を遠隔監視し、安定的な稼働を支援。契約期間中に故障が発生した場合は、OSSが修理を行うため、ユーザーの負担なく安心して利用できる点も特徴。15年の契約満了後には、システムはユーザーに無償譲渡されるため、契約終了後も引き続き自家消費や売電による活用が可能となる。
OSSは「おうちdeソーラー」を通じて、住宅市場における再生可能エネルギーの普及を加速させる考え。3年間で累計1万件の契約を目標として掲げ、太陽光発電システムの普及と、持続可能なエネルギー社会の実現を目指す。
【出典】
▷低圧PPAサービス「おうちdeソーラー」の提供開始について
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。