【業界動向】断熱材・窓：2025年版

太陽光発電を中心とする脱炭素領域にフォーカスした専門メディア『みんなの広報宣伝部』では、政府官公庁・企業・各種団体が公表したリリースや資料を分野毎にまとめています。日々の情報収集やマーケティングにご活用ください。
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【１１月】

【企業/広報・IR・事例】
| 旭化成ホームズ | 11.28 |
▷東京エコビルダーズ賞をトリプル受賞
旭化成ホームズが、東京都の令和7年度東京エコビルダーズアワードで「リーディングカンパニー賞」「ハイスタンダート⁺賞」「ハイスタンダード賞」を同時受賞した。次世代複合サッシによる断熱等級6の標準化と、太陽光発電と全負荷対応型蓄電池のセット提案で、環境性能と防災性を両立した住宅供給を評価された。

【企業/製品・サービス】
| YKK AP | 11.27 |
▷Low-Eガラス新棟稼働で生産拡大
YKK APが富山県滑川製造所に高断熱窓向けLow-Eガラス専用の新棟を稼働させ、国内3拠点体制とした。全国の生産能力は従来比約1.5倍となり、樹脂窓など高断熱窓の供給力を高める。ビル・住宅の省エネ改修需要の拡大を取り込み、脱炭素と快適性向上を狙う。

【企業/研究・開発・実証】
| LIXIL／近畿大学 | 11.26 |
▷窓断熱改修の健康・経済効果分析
住宅の窓断熱改修が室温や居住者の健康、医療費・暖冷房費に与える影響を分析する共同研究で、年代別の生活スケジュールを導入し推計条件を精緻化。高齢夫婦世帯では断熱改修による医療費・暖冷房費削減効果が大きい傾向を示した。高断熱窓普及を通じ、健康で快適な住環境の拡大を狙う。

【自治体/研究・開発・実証】
| 横浜市／AGC | 11.21 |
▷公共建築窓ガラスを水平リサイクル
横浜市とAGCが、市立二俣川小学校旧校舎解体で発生する廃棄窓ガラスを新たな窓ガラス原料として再利用する実証実験を共同で行う。公共施設の廃棄窓ガラスを水平リサイクルする取組は国内初とされ、回収量や現場作業コストなどを検証し、地域での循環システム構築を目指す。カレット活用により埋立削減と原料採掘抑制に加え、製造工程の温室効果ガス削減にもつなげる構想となる。

【各種団体/統計・調査・資料・他】
| ロックウール工業会 | 11.20 |
▷吹付けロックウールCO2固定実態
ロックウール工業会が吹付けロックウールのCO2固定量を全国調査。120件の建物で平均養生期間は約6カ月となり、「施工段階A5」と「使用段階B1」を通じた平均固定量は137kg-CO2/tと算定された。国内施工分で年間約2万トンのCO2を固定し、人工林2,300ha相当の吸収効果を持つと分析する。

【企業/提携・M&A・新会社】
| YKK／YKK AP／パナソニック ホールディングス／パナソニック ハウジングソリューションズ | 11.17 |
▷建材・住設統合で業界再編
建材事業のYKK APと住設機器のPHSが資本提携し、約1兆円規模の建材・住宅設備グループを形成する。PHDはPHS株の2割を保有しブランドや技術を継続活用する。断熱・開口部高度化やDX投資など市場構造変化に対応し、サプライチェーン全体の競争力を高める狙いだ。

【企業/製品・サービス】
| 北洲 | 11.11 |
▷外断熱アルセコ、カパロール統合
北洲が総代理店の外断熱「アルセコ」がDAWの仕上げ材ブランド「カパロール」に統合。省エネ・耐火・耐久の価値提案を強化し、日本市場での外皮改修提案を拡張。JHS2025で実物展示予定。

【企業/広報・IR・事例】
| YKK AP | 11.10 |
▷YKKAP九州製造所が操業50年
YKKAP九州製造所が操業50周年を迎え、記念式典と植樹を実施。アルミ窓やエクステリアの一貫生産拠点として西日本を支え、地震被害を乗り越え生産性向上に取り組んできた。工場排水の水質管理やニホンメダカ保全など環境教育を通じ地域との共生も強化している。

【企業/製品・サービス】
| ウィザースホーム | 12.26 |
▷断熱性能の新基準「断熱グレード」登場
ウィザースホームが断熱性能を基準とした「断熱グレード」を2025年1月に開始。「プレミアム断熱DX」はUA値0.24W/㎡・Kを実現。住まい選びの新たな選択肢として注目。

【企業/研究・開発・実証】
| YKK AP／関電工 | 10.28 |
▷BIPV内窓の系統連系を実証開始
大阪の谷町YFビルでガラス型ペロブスカイト太陽電池を用いたBIPV内窓を既存内窓から置換し、系統連系まで検証を開始。PCS構成や通線、消防法適合、熱線反射ガラス越しの発電性能、換気有無の影響を確認し、創エネと断熱の両立を探る。

【企業/製品・サービス】
| アエラホーム | 10.24 |
▷W断熱×W制震の特別モニター
外張＋充填のW断熱と二種制震を特別価格で提供。樹脂サッシトリプル、瓦・サイディング等を高耐久仕様に強化。各店2棟限定で温度データや電気代共有、撮影協力を条件に性能実証を図り、快適性と安全性の両立を前面に打ち出す。

【自治体/政策動向】
| 東京都 | 10.22 |
▷断熱改修促進で民間3社と連携
東京都が三協立山、LIXIL、YKK APと連携協定を締結。高断熱窓・ドアの普及啓発や事業者への働きかけを強化し、補助制度と合わせて家庭の断熱改修を後押し。2030年カーボンハーフ達成へ、省エネと健康・快適性の向上を両立する。

【企業/製品・サービス】
| 積水化学工業 | 10.21 |
▷断熱等級7の新旗艦『ELVIA』
鉄骨戸建ての新旗艦『ELVIA』を発表。付加断熱で断熱等級7に対応し、耐震は基準の2倍相当。全館空調『AirLax』を新搭載し、HEMS連携で快適性と省エネ、睡眠環境の質向上を狙う。

【企業/広報・IR・事例】
| LIXIL | 10.21 |
▷断熱リノベ実例集『匠』第9弾
地場工務店の実践をまとめた断熱リノベ事例集を拡充。SW工法リフォーム加盟店の住宅を公開し、改修前後でUA値を0.29へ改善。高断熱窓・玄関と外皮強化で快適性と省エネを両立し、既存住宅の性能向上と住み継ぎを促す。

【企業/製品・サービス】
| コネクトハート | 10.17 |
▷断熱リフォーム提案を開始
屋根・外壁の断熱塗装や内窓化で熱損失を抑制。築年数に伴う劣化や隙間風に起因する寒さ・結露・光熱費の課題に全体最適で対応。「住宅省エネ2025」など補助金活用も支援し、冬季の快適性と省エネを両立

【企業/広報・IR・事例】
| 川上産業 | 10.16 |
▷再生板と遮熱シートがGマーク受賞
川上産業の再生プラ剛性板「エコリアルボード」と遮熱断熱シート「アルミプチ 施工特化タイプ」が2025年度グッドデザイン賞。PCR材活用や施工性の評価。11月1～5日に東京ミッドタウンで受賞作展示。

【企業/統計・調査・資料・他】
| リフォームガイド | 10.16 |
▷窓断熱の満足9割、補助金7割活用
リフォームガイドが窓断熱の実態を調査。動機は寒さ・結露が上位。満足度は9割、結露減少や冷暖房効率向上を実感。実施はリビング中心、内窓設置が最多。費用は50万円未満が約半数、補助金活用は7割。

【企業/広報・IR・事例】
| フクビ化学工業 | 10.14 |
▷断熱材第2拠点建設に補助採択
フクビ化学工業の連結子会社フクビ岡山が、経産省の大規模成長投資補助金に採択。高性能フェノールフォーム断熱材「フェノバボード」の第2生産拠点を福井に新設し、生産能力を増強。分散生産と省人化でBCPと競争力を高める。

【企業/広報・IR・事例】
| YKK AP | 10.10 |
▷インドで新押出ライン導入
YKK APの関係会社ボルーカがマイスール工場に新アルミ押出ラインを導入。年産能力を1.2万→1.4万トンへ約17％増強。倉庫新設や鋳造・粉体塗装更新で効率と品質を向上し、成長するインド建設市場で事業拡大を加速。

【企業/製品・サービス】
| デコス | 10.8 |
▷カーボンネガ断熱材を発表
新聞紙由来セルロース断熱材「デコスファイバー」が国内初のカーボンネガティブを達成。炭素固定16.9kgに対し製造排出7.1kgで1袋あたり9.8kgを相殺。電気のみで製造し廃棄物100％再利用やモーダルシフトで環境負荷を抑制。

【企業/製品・サービス】
| 日本住環境 | 10.3 |
▷通気見切りREV-15新モデル
屋根通気材「REV-15Model2」を発売。厚みの異なる広小舞に対応し施工性と防水性を両立。ガルバ鋼板＋樹脂構成、有効開口182cm²/本。関連部材も同時展開。

【各種団体/広報・IR・事例】
| 硝子繊維協会 | 10.1 |
▷GWマーク廃止へ
硝子繊維協会は、省エネ基準適合義務化に伴い、断熱材の普及シンボルであるGWマークの表示を終了すると発表。品質向上を通じ快適な建築空間の実現を目指す。

【企業/製品・サービス】
| KAMIYA | 9.30 |
▷通気ルーバードア『POLKU』発売
室内ドアメーカーが通気機能付き「POLKU」を投入。指先タッチで開閉するアルミ製ルーバーを備え、全館空調や高断熱化が進む住宅の温熱環境改善に対応。価格13万3000円～、高さ最大2700mmまで展開。ZEH普及で高まる通気・意匠ニーズを狙う。

【企業/製品・サービス】
| 三和シヤッター工業 | 9.30 |
▷窓シャッターを簡単電動化
既設手動窓シャッターをシャフト交換のみで電動化する「マドモアチェンジSYⅡ」を発売。中継器追加でHomeLinkやHEMS連携に対応し、遠隔操作やタイマー運転も実装。スリム型ボックスにも対応範囲を拡大し、住宅の快適性と省力化を高める。

【企業/製品・サービス】
| LIXIL | 9.26 |
▷大開口・高断熱の新パノラマドア
高性能窓「TW」由来のパノラマドアを発売。テラスドアとFIXをセット化し発注・施工を簡素化。熱貫流率1.14W/㎡Kと高気密を確保しつつ、スリムフレームで採光と眺望を拡大。高さ1750～2430mm、幅1340～4000mmの3構成でリビング提案を強化。

【企業/研究・開発・実証】
| 東京建物 | 9.17 |
▷賃貸ZEH改修の快適性を実証
東京建物・YKK AP・慶應が築20年賃貸でZEH改修の効果を科学的に検証。高断熱窓・断熱材で外皮性能を高め、室内環境計測と被験者のバイタル・作業効率を評価。夏季に続き冬季も実施し、快適性や健康性の向上を定量化し普及の根拠を示す。

【企業/製品・サービス】
| タカラ塗料 | 9.17 |
▷遮熱断熱塗料リフレクトサーモ発売
タカラ塗料が遮熱断熱塗料「リフレクトサーモ」を販売開始。屋根・外壁で夏季の温度上昇を抑え、条件次第で冷房消費電力30～40％削減を見込む。高日反射・中空ビーズで断熱性を確保し、約20年耐用と下塗り不要で短工期に対応。公共・工場にも展開。

【企業/製品・サービス】
| アキレス | 9.1 |
▷アキレスボードがSuMPO EPD取得
アキレスが硬質ウレタンフォーム断熱材「アキレスボードGFノンフロン（高密度）」「同WAL-D」でSuMPO EPDを取得。発泡プラ断熱材で国内初と位置づけ、建築物LCA算定に対応。建築の計画〜解体にわたる環境負荷の見える化を後押しし、脱炭素設計需要を取り込む。

【企業/製品・サービス】
| 三協立山、三協アルミ | 8.29 |
▷三協アルミ、改修用サッシ「STINA-R」発売
低放射複層ガラスで断熱性能H-6を確保したビル改修用サッシを投入。壁を壊さないカバー工法やスリム枠で施工性と採光性を両立。「先進的窓リノベ2025」Aグレードで既存建物の省エネ化を後押し。

【企業/広報・IR・事例】
| 不二サッシ | 8.29 |
▷建材アルミ形材がSuMPO EPD取得
不二サッシの建材用アルミ形材がSuMPO EPDを取得。LCAに基づく環境負荷を開示し、千葉工場製造品でCO₂排出量の可視化を推進。今後はReサッシ R100やグリーンでも取得を予定し、建築物LCA算定や脱炭素需要に対応を強化。

【各種団体/統計・調査・資料・他】
| 日本サッシ協会 | 8.28 |
▷日本サッシ協会「快眠」レポート第2弾を公表
日本サッシ協会が断熱改修と睡眠の関係を整理。温熱・騒音・光の観点から窓リノベやシャッター活用の効果を示し、先進的窓リノベ2025の補助活用も提案。夏の寝苦しさ解消と省エネの両立を促す

【自治体/統計・調査・資料・他】
| 東京都／東京都環境公社 | 8.27 |
▷室温ストレス調査結果公表
東京都と環境公社が住宅室温に関する調査を実施。半数が暑さ寒さに強いストレスを抱え、断熱改修経験者は快適性と光熱費削減を実感。断熱性能向上が健康と省エネの鍵と専門家が指摘。

【企業/広報・IR・事例】
| LIXIL | 8.21 |
▷断熱リノベ事例集第8弾
LIXILは断熱リフォーム実例集『断熱リノベの匠』第8弾を公開。長崎の工務店が築50年住宅を高性能・高デザインへ再生。外張り断熱や漆喰壁を採用し、快適性と持続価値を両立するモデル事例を紹介した。

【企業/統計・調査・資料・他】
| ベルテクノ | 8.21 |
▷断熱リフォーム実態調査
ベルテクノが全国1016人調査を実施。猛暑下で断熱リフォーム関心は高いが、補助金利用率は2割にとどまる。認知不足や手続き負担が障壁となり、省エネ施策の浸透課題が浮き彫りとなった。

【企業/製品・サービス】
| 日本アクア | 8.19 |
▷AI積算システム稼働
日本アクアがAI積算システムを開発し運用開始。月間7千件超の業務を自動化し時間を5割短縮。人員を建築物部門へ再配置し体制強化。断熱材事業の競争力向上と施工品質向上を狙う。

【府省庁/政策動向】
| 環境省 | 8.17 |
▷窓リノベ補助申請23％
環境省の「先進的窓リノベ2025事業」は8月17日時点で予算の23％に相当する補助申請が提出済み。断熱性能向上を目的に窓やドア交換へ支援を行い、省エネ住宅普及を促進。総予算1350億円のうち累計申請額は約259億円となった。

【自治体/政策動向】
| 神戸市 | 8.9 |
▷断熱住宅体験会開催
神戸市は「スゴ！家」ぐらしと題し、省エネ断熱住宅のオープンハウスを開始。モデルハウス見学を通じて快適性や光熱費削減効果を体感させ、断熱性能向上を市民に浸透させる狙い。

【企業/研究・開発・実証】
| 大成建設 | 8.7 |
▷断熱塗料「ZERO-eコート」開発
大成建設と大日本塗料は日本大学と共同で断熱性能を持つ外壁用水性塗料を開発。中空ガラスビーズ技術で省エネ化を実現し、既存建物でも施工可能。不燃認定取得へ。

【企業/製品・サービス】
| LIXIL | 8.4 |
▷寒冷地向け窓製品を追加発売
LIXILは断熱窓「リプラス」に寒冷地向けEWタイプを追加。高断熱性・施工性を強化し、先進的窓リノベ事業Sグレードにも対応。補助金制度活用を見込み、リフォーム市場の需要を取り込む。

【各種団体/政策動向】
| 住友不動産 | 7.30 |
▷断熱リフォーム推進TF発足
住友不動産など7社が業界の垣根を越えて断熱・省エネリフォーム推進タスクフォースを発足。脱炭素社会実現に向け既存住宅の断熱改修の普及拡大を目指す。

【自治体/政策動向】
| 東京都 | 7.28 |
▷都が断熱改修イベント開催
東京都は賃貸住宅の断熱改修促進を目的に、体感展示や補助制度相談会を含むイベントを開催。コンシェルジュによる個別支援も実施。断熱性能向上を通じたエネルギー効率化を図る。

【企業/製品・サービス】
| パナソニック | 7.16 |
▷パナソニック内窓を強化
パナソニックは、断熱性向上を目的に内窓製品のラインアップを拡充。狭小窓枠対応や浴室用製品追加など、住宅の省エネ改修ニーズに対応する。

【企業/広報・IR・事例】
| FPコーポレーション | 7.10 |
▷断熱キャラ刷新で訴求
FPコーポレーションが公式キャラクター「パンイチくん」に加え、新たに防災性と快適性を象徴する「スーパーパンイチくん」を導入。ブランド刷新と断熱性能の訴求を強化。

【各種団体/広報・IR・事例】
| 日本サッシ協会 | 7.3 |
▷窓から猛暑対策発信
日本サッシ協会が三協立山らと「快適な住まい情報室」を設立。住環境改善策や補助金情報を中立的立場で発信し、熱中症対策に貢献。

【企業/製品・サービス】
| 大和ハウス工業 | 7.2 |
▷戸建住宅に断熱等級6を標準化
大和ハウスが戸建注文住宅に断熱等級6を標準化。高断熱・高天井仕様で快適性と省エネ性を強化し、カーボンニュートラルへ貢献。

【各種団体/政策動向】
| HEAT20 | 7.2 |
▷HEAT20：G-A・G-B基準を新提案
HEAT20は戸建住宅向けの夏期・中間期外皮性能水準として新たにG-A（30%削減）・G-B（40%削減）を提案。全館冷房による快適性確保を目指す。従来のG1〜G3に加え、気候変動対応の設計指針を明確化。室温でなく冷房負荷で性能を定義し、住宅の通年性能を数値化する試みとなる。

【企業/製品・サービス】
| LIXIL住宅研究所フィアスホームカンパニー | 7.1 |
▷高断熱住宅アリエッタ発売
LIXIL住宅研究所フィアスホームが新商品「アリエッタ」を発売。高断熱パネルや高日射取得ガラスで夏の暑さと冬の快適性を両立し、省エネ住宅市場に訴求する。

【府省庁/政策動向】
| 国土交通省 | 6.30 |
▷断熱材施工で注意喚起
国交省が大臣認定を取得した防耐火構造に対し、未記載の断熱材を充てんして施工する事例に注意喚起。認定仕様外の施工は性能不備の懸念。

【自治体/政策動向】
| 東京都 | 6.26 |
▷東京都が断熱支援公募開始
東京都は住宅断熱改修の新サービス創出へ向け、アクセラレータープログラムの公募を開始。スタートアップと企業の連携を後押しし省エネ化を促進する。

【企業/製品・サービス】
| 野村不動産 | 6.26 |
▷GX志向住宅 全戸に導入
野村不動産は「プラウド横浜東神奈川フロント」で全124戸にGX志向型住宅を導入。ZEH基準を超える高断熱・省エネ仕様で補助金対象物件とする。

【企業/製品・サービス】
| LIXIL | 6.18 |
▷高性能窓に分離型素材採用
LIXILは、高性能窓「TW」にサーモクラインを採用。分離しやすい構造でリサイクル性を高め、断熱・防露性能や耐久性も従来比5倍に強化。循環型社会実現を後押し。

【企業/製品・サービス】
| 日本板硝子 | 6.16 |
▷Low-Eガラス生産強化
日本板硝子は、千葉事業所に最新スパッタリング設備を導入し、省エネ性能の高いLow-Eガラスの生産能力を増強。国内建築市場の需要拡大に対応する。

【企業/研究・開発・実証】
| FPコーポレーション | 6.13 |
▷FPパネルで耐震性能向上
FPコーポレーションがM’s構造設計と共同で、FPウレタン断熱パネルの耐震性能を実証。断熱材の壁倍率を考慮した結果、平均で耐震性能が約1.9倍に。断熱と耐震を両立する高性能住宅建材として再評価。

【企業/製品・サービス】
| 交換できるくん | 6.12 |
▷窓断熱で住宅設備を拡充
交換できるくんは、内窓リフォームの提供を開始。LIXIL製品を活用し、国の補助事業に対応する形で断熱改修を支援。給湯器等とのセット提案で補助金活用を促進し、省エネと快適性を両立する住まいづくりを推進する。

【企業/製品・サービス】
| 日本住環境 | 6.10 |
▷軒ゼロ換気に120分耐火新製品
日本住環境が業界初の120分準耐火構造を取得した「ep120軒ゼロ」を発売へ。中・大規模木造建築の防火ニーズに対応し、カーボンニュートラル社会を後押し。

【企業/研究・開発・実証】
| ヒノキヤグループ | 6.9 |
▷断熱性能で冬の電気代検証
ヒノキヤが東京大学の監修で断熱等級5と6の住宅を比較。冬の電気代に大差が出たのは栃木県のみで、地域差が影響。断熱効果の実証と住宅性能の見える化に貢献。

【企業/広報・IR・事例】
| FPコーポレーション | 6.2 |
▷FPの家をリブランディング
FPコーポレーションが主力商品「FPの家」をリブランディング。「くらしといのちを守るため。」を新スローガンに再定義。

【企業/製品・サービス】
| パラマウント硝子工業 | 6.1 |
▷グラスウール新製品を追加
パラマウント硝子工業は、住宅用断熱材『太陽SUNR』に、新たに等級5相当の断熱性能を備えた『SRK』を追加。2×4工法に対応する製品として受注生産を開始する。

【企業/製品・サービス】
| ユダ木工 | 6.1 |
▷木製ドア断熱性を改良
ユダ木工がMIYAMA桧玄関ドアシリーズの標準断熱タイプをリニューアル。従来製品よりも断熱性能が向上し、日本の住宅基準に対応。価格据え置きで性能向上を実現し、省エネ住宅需要に対応。

【企業/製品・サービス】
| デコス | 5.29 |
▷断熱材で炭素固定を数値化
デコスが断熱材「デコスファイバー」の炭素固定量を初公表。住宅1棟分で杉154本相当のCO2を吸収・固定し、脱炭素に貢献。

【企業/製品・サービス】
| アイダ設計 | 5.23 |
▷高断熱住宅パック発売
アイダ設計はGX志向型住宅に対応する「高断熱パック」の提供を開始。高断熱材や省エネ設備、太陽光発電を備えたオプションで、快適性と環境性能を両立。GX住宅の普及を後押しする。

【企業/製品・サービス】
| 住友理工 | 5.23 |
▷遮熱断熱フィルム新製品発売
住友理工が遮熱・断熱性能を強化した窓用フィルム「SEF25」を開発。JIS規格に適合し、CO2排出量削減や電力消費低減に寄与。

【企業/統計・調査・資料・他】
| ラディエント | 5.21 |
▷省エネ対策に関する調査
住宅リフォーム経験者の約半数が省エネ対策を実施。窓や外壁の断熱、高効率給湯器の導入などが主流で、多くが10年以内の費用回収を見込むなど経済性にも注目が集まる。

【企業/製品・サービス】
| LIXIL | 5.15 |
▷LIXIL、ヒノキとアルミ使用の高性能窓を発売
LIXILは、国産ヒノキとアルミを使用した高性能窓「TW WOOD」を発表。地域に最適な「GREEN WINDOW」として、持続可能な住宅の選択肢を提供する。

【企業/製品・サービス】
| LIXIL | 5.13 |
▷LIXIL、リフォーム内窓の施工対応力強化
LIXILはリフォーム内窓「インプラス」の施工対応力を強化する持ち出し枠を追加。6月3日より全国販売予定。断熱効果や遮音効果の向上を目指す。

【企業/製品・サービス】
| サン・福介家 | 5.12 |
▷サン・福介家、SDパネル発売
サン・福介家は断熱材の端材をリサイクルした次世代断熱パネル「SDパネル」を発売。高い断熱性能を維持しつつ、コスト削減を実現。新しい建築基準法にも適合し、環境にも配慮。

【企業/研究・開発・実証】
| 三栄コーポレーション | 5.7 |
▷サンユー印刷、遮熱シート効果実証
三栄コーポレーションの子会社サムコが輸入販売する遮熱シート「キープサーモウォール」が、環境省のETV事業で効果が実証された。建物内の温度上昇を防ぎ、冷房負荷を軽減し消費電力を削減。物流センターや工場等で導入実績があり、今後も拡販を進める。

【自治体/政策動向】
| 京都市 | 4.25 |
▷京都市断熱改修補助開始
京都市は脱炭素先行地域創出に向け、既存住宅の断熱改修や太陽光発電・蓄電池導入に対する補助金の申請受付を開始。ZEH水準化を目指す。

【企業/広報・IR】
| YKK AP | 4.24 |
▷涼活15周年キャンペーン
YKK APがMADOショップ15周年で窓リフォーム支援施策。補助制度とポイント付与で断熱化推進。

【企業/広報・IR】
| ウィザースホーム | 4.21 |
▷性能も価格もDX！「DXキャンペーン」開催最高断熱性能の家が
ウィザースホームは断熱等級7の高性能住宅「プレミアム断熱DX」を対象に特別価格で提供するDXキャンペーンを実施。アースデイの4月22日から6月末まで実施される。

【府省庁/政策動向】
| 国土交通省 | 4.18 |
▷建物の省エネ改修を支援
国土交通省が既存建築物の省エネ化推進事業で改修提案を募集。外皮や換気設備改修に対し補助、20％超の削減が条件。

【企業/製品・サービス】
| 大建工業 | 4.18 |
▷断熱吸音材を新発売
大建工業が防音室向けに断熱性能を備えた吸音材を新発売。省エネ基準義務化に対応し空間効率も向上。

【府省庁/統計・調査・資料・他】
| 国土交通省 | 4.17 |
▷断熱住宅設計ガイド公開、省エネ促進へ
国交省が省エネ性能高い断熱住宅の設計ガイドを公開。設計・設備計画のポイントを示し、快適性とエネルギー削減を目指す。

【企業/製品・サービス】
| 三協アルミ | 4.17 |
▷高断熱スリム窓「STINA」発売
三協アルミが、断熱等性能等級6に対応する高断熱スリム窓「STINA」を発表。スマート・エコ・レジリエンスを兼備。

【企業/製品・サービス】
| LIXIL | 4.16 |
▷SW工法を高性能断熱材に刷新
LIXILがスーパーウォール工法を断熱性能0.019W/㎡･KのHFO処方ウレタンに刷新し、受注を4月より開始。

【研究機関/研究・開発・実証】
| 京都大学 | 4.8 |
▷ナノファイバーの欠陥抑制
京大などの研究でセルロースナノファイバーの欠陥を減らす手法を解明。高性能化によりバイオマス素材の用途拡大に期待。

【企業/広報・IR】
| カインズ | 4.7 |
▷高断熱窓で省エネ促進
カインズが「住宅省エネ2025キャンペーン」を開始。高性能窓へのリフォームに補助金を活用し、省エネと快適な住環境の実現を目指す。

【企業/研究・開発・実証】
| イノアックコーポレーション | 4.4 |
▷断熱改修でCO2大幅削減
イノアックの安城事業所で配管断熱工事を実施。高性能断熱材パイロジェルを導入し、CO2排出量を34%、ランニングコストを30%削減した。

【企業/広報・IR】
| 桐井製作所 | 4.2 |
▷建材ECで大感謝祭セール
桐井製作所の建材ECサイト「きりいーね」が2周年記念で最大55%割引のセールを実施。断熱材など多様な建材が対象。

【自治体/政策動向】
| 東海村 | 4.1 |
▷東海村が断熱窓補助を開始
東海村は省エネ推進の一環で、既存戸建住宅に高断熱窓を導入する住民向けに最大15万円の補助制度を開始した。

【府省庁/政策動向】
| 経済産業省 | 3.31 |
▷省エネ基準でサッシ拡大
経産省が中高層共同住宅用サッシの省エネ基準を初策定。2030年度以降の新築建物の基準に準拠し、ZEH・ZEB普及を後押し。

【企業/製品・サービス】
| 旭ファイバーグラス・旭化成建材 | 3.28 |
▷断熱材組合せでG3実現
旭ファイバーグラスと旭化成建材が繊維系と発泡系断熱材の組合せにより、UA値G3の高断熱住宅仕様例を発表。普及促進を目指す。

【企業/製品・サービス】
| YKK AP | 3.27 |
▷YKKAPが新内窓を発売
YKKAPがリフォーム用樹脂内窓「かんたん ウチリモ 内窓」を発表。取り付け対応力と意匠性を高め、断熱性能を向上。省エネ化補助制度にも対応し、ストック住宅への普及を加速する。

【企業/製品・サービス】
| LIXIL | 3.21 |
▷LIXILが断熱窓を拡充
LIXILがハイブリッド断熱サッシ「PRESEA-H」の新商品を発表。新築向け小窓や改修用の高断熱窓をラインアップに加え、脱炭素と高断熱ニーズに対応する。

【企業/統計・調査・資料・他】
| ハルメク | 3.18 |
▷ハルメク、「住まい・暮らし調査2025」公表
ハルメクは、50～79歳の女性を対象に住まいと暮らしの調査を実施。半数以上が将来の住まいに不安を抱く一方、75%が現在の住まいに満足していると回答。

【企業/製品・サービス】
| アキレス | 3.17 |
▷QDパネル鉄骨外張り断熱システム、防火構造認定取得
アキレスは、『QDパネル鉄骨外張り断熱システム』の全国展開を発表。新製品「アキレス準不燃QDパネル」を使用し、建築物の外張り断熱を実現。省エネ性能向上に貢献。

【各種団体/広報・IR】
| 日本セルロースファイバー断熱施工協会 | 3.11 |
▷JCA、設立25周年を発表
日本セルロースファイバー断熱施工協会（JCA）が設立25周年を迎え、確かな施工品質で住宅の断熱性能向上に貢献。

【企業/統計・調査・資料・他】
| MEMOCO | 3.10 |
▷MEMOCO、断熱リフォーム経験者の満足度調査を発表
MEMOCOは、ゼロリノベと共同で断熱リフォーム経験者の満足度調査を実施し、冷暖房効率向上などのメリットを報告。

【府省庁/政策動向】
| 経済産業省 | 3.7 |
▷経産省、省エネ基準の強化で「建材トップランナー制度」を拡大
経済産業省は、2030年以降の省エネ性能向上を目指し、「建材トップランナー制度」に中高層共同住宅や非住宅用サッシ・複層ガラスを追加する方針を発表。

【企業/統計・調査・資料・他】
| YKK AP | 3.6 |
▷YKK AP、窓リフォーム意識調査
YKK APは住まいに関するアンケートを実施。結果、45％が窓リフォームを認知するも実施率は9％。光熱費削減や快適性向上が主要目的で、政府の補助金制度活用によるリフォーム促進が鍵となることが判明。

【企業/製品・サービス】
| LIXIL | 3.5 |
▷LIXIL、防火戸付き取替窓を発売
LIXILはマンション向け取替窓「リプラス マンション用」に防火戸を追加。2025年4月より販売開始。Aグレード断熱性能で補助金対象。

【企業/製品・サービス】
| 日鉄建材 | 2.28 |
▷日鉄建材、外断熱乾式屋根デッキを販売開始
日鉄建材が「アクロスルーフ」を開発し販売開始。耐火性能を備えたフラットデッキで施工時の安全性向上。環境負荷低減に貢献。

【企業/製品・サービス】
| 泉北ホーム | 2.25 |
▷泉北ホーム、高断熱モデル開設
泉北ホームは3月1日、枚方に最高断熱等級のモデルハウスを開設。高気密断熱仕様「＋℃ermo7G」を採用し、快適な室温を実現。複数の住宅設備パッケージを展示し、リアルサイズの住空間を体感できる。収納やテレワークスペースなどの工夫も取り入れ、快適な生活設計を提案。

【企業/製品・サービス】
| LIXIL | 2.25 |
▷TOSTEM、玄関ドア「XE」2025年モデル発表
LIXILはTOSTEMブランドの玄関ドア「XE」2025年モデルを4月1日より発売。顔認証と自動開閉機能を組み合わせ、シームレスなエントリー体験を提供。

【企業/広報・IR】
| LIXIL | 1.22 |
▷全国一斉断熱リノベーション体感会を開催
LIXILが高性能住宅工法「まるごと断熱リフォーム」を使用した68か所の物件で体感会を実施。既存住宅の高性能化を啓発し、2050年カーボンニュートラル達成を目指す。

【企業/広報・IR】
| ビズ・クリエイション | 1.22 |
▷全国一斉断熱リノベーション体感会支援
ビズ・クリエイションが住宅業界向けツール「KengakuCloud」を活用し、LIXIL主催の断熱リノベーション体感会を支援。予約管理やプロモーション活動を包括的に実施。