【太陽光発電】UPDATER：“再エネの質”に1円上乗せ　優良発電所を支援する新制度を導入

UPDATERは、運営する再エネ小売サービス「みんな電力」で、自然や地域と共生する発電所を支援する新制度「優良発電所支援スキーム」を開始した。自社負担で買電単価を1kWhあたり1円上乗せし、環境・社会面で優れた発電所の経済的後押しを図る。対象は営農型太陽光を中心に全国7カ所からスタートし、順次拡大する予定。年間発電量100MWh規模の発電所なら最大10万円の支援額となる。再エネの導入拡大に伴う環境・地域課題に対応し、「量」から「質」への転換を目指す。

同社は2024年に電力調達ポリシーを改定し、森林伐採や景観破壊を伴う発電所を調達対象から除外。今回の新制度はその姿勢を制度化したものだ。支援対象には、耕作放棄地の再生や地域雇用を生む小田原かなごてソーラーや、被災地で営農型発電を行う飯舘電力などが含まれる。UPDATERは今後、「共生する再エネプロジェクト10」を掲げ、2028年度までに10カ所のネイチャーフレンドリー発電所を創出する方針。「安さの競争から、質の競争へ」を掲げ、地域と自然が共に栄える再エネ市場の形成を進める。

【出典】
▷UPDATER、“再エネの質”に1円/kWh上乗せ。自社負担で優良発電所を支援する新制度を導入
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。