【市況】内閣府：気候変動への関心91.7％、脱炭素社会へ9割が前向き

内閣府政府広報室は「気候変動に関する世論調査（速報）」を公表した。全国の18歳以上3,000人を対象に実施し、回収率は58.9％。地球環境問題に「関心がある」と答えたのは91.7％に上り、気候変動への意識が高水準で推移していることが明らかになった。一方で、国際的な科学報告であるIPCC評価報告書の認知度は34.8％にとどまり、約3分の2が「知らない」と回答。情報接触の偏りが課題として浮かび上がった。

脱炭素社会の実現に「取り組みたい」と答えた人は89.2％で、「取り組みたくない」は9.7％。その理由として「効果があるかわからない」との回答が多かった。政府は引き続き、国民意識を踏まえた環境施策の推進を図る。なお、速報では属性別やクロス集計を含まず、確報段階で詳細結果が示される予定。調査は9月11日から10月19日にかけて郵送およびインターネットで実施された。

【出典】
▷「気候変動に関する世論調査」（速報）
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。