【脱炭素・SDGs・ESG】アストラゼネカ：大阪万博で医療バリューチェーン脱炭素を共創

アストラゼネカは9月16日、大阪・関西万博の英国パビリオンで「気候変動と健康 “未来へのアクション”」を開催し、行政、業界団体、医薬品卸、医療提供者らと医療バリューチェーン全体の脱炭素化を議論した。気候変動が公衆衛生危機であるとの認識を共有し、Scope1～3を通じた排出削減、共通ルール策定、一次データ取得の標準化を推進する方針を確認。製薬協が12社で進める環境省「バリューチェーン全体での脱炭素化推進モデル事業」をベストプラクティスと位置づけ、業界横断の算定・開示・エンゲージメント指針づくりを加速する。

基調講演では、猛暑・感染症拡大など健康影響の深刻化を示し、適応策と緩和策の両立を要請。日本のATACH加盟を踏まえ、低炭素で強靱な保健医療システム構築を国際的枠組みと連動して進める必要性を示した。パネルでは、医薬品物流の共同配送やAI配車による効率化、営業車のEV化、事業所の再エネ化など実装例を共有。完成品メーカーからサプライヤーまで一体での調達・設計最適化と、病院・薬局側の配送合理化など需要側の行動変容も不可欠と強調した。単独最適を越える「共創」を核に、医療の安全供給と脱炭素の両立を図る。

【出典】
▷ アストラゼネカ、ヘルスケア産業の脱炭素化に向けた共創を推進 大阪万博にて、行政・製薬企業・業界団体・医薬品卸が、ヘルスケア産業全体での脱炭素化への具体的なアクションを議論
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。