【防災・防犯・事故等】アイ工務店:外張り断熱×制震で耐震実大試験、学会発表

(出典:HPより)
アイ工務店は京都大学・奈良女子大学と共同で、外張り断熱工法を採用した耐震等級3相当・制震ダンパー付き木造住宅の耐震性能を検証し、日本建築学会(9月10~12日、九州大学伊都キャンパス)で成果を発表。京都大学防災研究所で実大振動台試験を実施し、建築基準法告示波(BSL)、熊本地震KiK-net益城、北海道胆振東部地震KiK-net追分を入力。震度7相当の強震を3回連続で与えても層間変形角1/30rad以内を維持し、小破にとどまる結果を得た。軽微な補修で継続使用可能とし、制震ダンパー非装着時でも一定性能を確認した。
頻発する大地震と省エネ志向を背景に、住宅には「高断熱・高気密」と「高耐震」の両立が求められる。本研究では外張り断熱による押さえ効果・固定部材の補強が構造に“余力”を与える点を示し、スキップフロア採用時の懸念にも設計・施工次第で対応可能とした。アイ工務店は産学連携を強化し、耐震・省エネ性能を兼備した住宅の提供を加速する方針。
【出典】
▷ アイ工務店が京都大学・奈良女子大学と共同で実施した最新耐震実験の成果を日本建築学会で発表! 外張り断熱工法×制震ダンパー付き木造住宅の高い耐震性能を確認
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。