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【次世代自動車・充電器】福岡県:全国初の「サステナEVリース」開始、中古EV活用で資源循環促進

2025.09.12

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(出典:HPより)


福岡県は、中古EVを活用した「サステナEVリース事業」を全国で初めて開始した。背景には、使用済EVバッテリーの資源循環システム「福岡モデル」構築に向けた課題がある。中古EVが海外輸出されることで、バッテリーに含まれるリチウムなどレアメタルが国外流出し、国益を損なう懸念が高まっていた。県は自動車メーカーや金属リサイクル業者と「グリーンEVバッテリーネットワーク福岡(GBNet福岡)」を設立し、回収から再製造まで一連の実証を進めており、今回のリース事業はその一環となる。

サステナEVは、初年度登録から5~7年経過したEV(日産リーフなど)30台を対象に、3年間のリース契約で提供する。月額料金は約2.5万~3.5万円で、バッテリー診断と保証、メンテナンス、諸経費を含む。利用者には定期的なデータ提供やアンケート協力を求め、バッテリー性能の検証や利用実態を把握する。事業はCO2削減と資源循環に加え、リユース・リサイクル市場の活性化を通じて地域経済の振興にもつながる。募集はすでに定員に達して締め切られたが、自治体主導のEVバッテリー循環モデルとして全国的な注目を集めている。

【出典】
サステナ(中古)EVリース事業を開始しました-福岡県庁ホームページ
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。