【給湯・空調・換気】大林組：熱中症対策で建設現場に仮設空調システム

大林組が、猛暑下の建設現場での熱中症対策として、施工済みダクトを活用した仮設空調システム「涼人（りょうじん）」プロジェクトを開始した。東京都中央区で施工中のオフィスビルで試行されたこのシステムは、完成建物のダクトに大型仮設空調機を接続し、全館空調による冷却を実現する。建設業界で空調稼働前の建物全体を対象にした仮設空調は初の試みとされる。

新労働安全衛生規則の施行を背景に、WBGT値に応じた作業時間・休憩管理とあわせて導入。冷風供給は各階で切り替え可能で、室温を28℃前後に維持する設計。従来のファン付き作業服やリストバンド型センサーに加えた新たな施策として、労働環境の抜本的改善を狙う。今後は基本設計段階から導入を提案し、他現場への展開も視野に入れる。

【出典】
▷建設現場の熱中症対策に、施工済みダクトを活用した仮設空調システムを構築
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。