【企業】サッポロ不動産、脱炭素達成を1年前倒しで実現へ
サッポロ不動産開発は、企業としてのCO₂排出量を実質ゼロにする「脱炭素達成」を2024年度に前倒しで実現する方針を決定した。当初の計画よりも1年前倒しで脱炭素を達成することになる。地球環境問題への対応と保有物件の価値向上を目的として、電力のみならず燃料や熱エネルギーなどの電力以外のエネルギー由来のCO₂排出量についても対応を進める。
同社は2022年度に、主要施設である恵比寿ガーデンプレイスの電力を100%再生可能エネルギー化し、2023年度には全保有物件の電力を非化石証書を活用して100%実質再エネ化を達成した。これまでの電力中心の脱炭素化に続き、2024年度には電力以外のエネルギーについても脱炭素を完了させる見込み。
CO₂削減量は約21,000トンと見込まれ非化石証書やCO₂クレジットの購入を通じて排出量をオフセットする計画。テナント部分については電力の100%実質再エネ化を継続し、非化石証書の調達コストは同社が全額負担する。テナントへのコスト転嫁は実施しない方針。今回の前倒し方針をベースに、2040年までに自社電力の創エネ化を目指し、環境価値の高い取り組みを進める考え。
【出典】
▷脱炭素達成を2024年度へ1年前倒す方針を決定
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。