【市況】日本電線工業会:電線需要、再エネ拡大も横ばい

(出典:HPより)
日本電線工業会は2025年度の電線需要見通しを公表した。銅電線の国内需要は、2023年度実績の60万7,500トンから2024年度は4.4%減の58万900トンへと縮小し、2025年度はさらに0.5%減の57万8,000トンと小幅な後退が見込まれる。一方、輸出は2024年度に22.0%増の1万4,700トン、2025年度は2.2%増の1万5,000トンと堅調に推移する見通しで、再生可能エネルギー関連やインフラ需要が一定の支えとなっている。
合計では2023年度の61万9,500トンから2024年度に3.9%減、2025年度も0.4%減となり、3年連続の縮小局面に入る。一方、アルミ電線は2023年度の2万6,600トンから2024年度は9.9%減の2万4,000トンに落ち込むものの、2025年度には4.1%増の2万5,000トンと反発を見込む。
再エネ投資や設備更新、データセンター関連などの需要は堅調に推移しているが、資材高騰と人手不足、輸出環境の不透明感が足を引っ張る構図が続く。
【出典】
▷2025年度 電線需要見通し概要
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。