【研究】熊本大学:豪雨の雨雲解析へ自動採取装置、降雨同位体で水蒸気量も推定

(出典:HPより)
森林総合研究所と熊本大学の研究グループは、任意の時間間隔(30分~99時間59分)で降雨を自動採取する地上観測装置「スマートレインサンプラー」を開発した。採取した降雨の安定同位体比を分析し、降雨ごとの雨雲の降雨履歴や水蒸気量に関する情報を取得する手法を示した。線状降水帯など豪雨をもたらす雨雲の特徴把握に資する可能性がある。
今回の結果は、雨雲が降雨を始めた時点の水蒸気量の推定に踏み込み、衛星などで推定される広域の大気水蒸気量(冬期で約10mm、梅雨・夏期で約50~60mm)と大まかな傾向が重なる点も示唆した。研究グループは熊本市と山鹿市の2地点で継続観測を進め、電源のない山間部にも設置できる特性を生かして観測網拡大を視野に入れる。得られる時間分解能の高い同位体比データを気候モデルや衛星観測と組み合わせ、豪雨時の水蒸気量や降雨履歴の解像度を高め、危険な雨雲の振る舞いの理解につなげる狙いだ。成果は2026年2月5日付で水文・水資源学会誌に公開した。
【出典】
▷豪雨をもたらす雨雲を調べる 新たな地上観測装置 -スマートレインサンプラーの開発-
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。