【AI・IoT・DX】三菱電機:米Lucendに出資、AIでデータセンター運用最適化へ

(出典:HPより)
生成AIの普及やデジタル化の進展を背景に、世界各地でデータセンター向け投資が拡大している。こうした中、三菱電機は、グローバル・ブレインと共同運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを通じ、米国スタートアップLucendへの出資を実施した。データセンター運用の高度化を担うAI技術の取り込みを通じ、関連事業の競争力強化につなげる構えだ。
データセンター運営では、電力や水資源の効率的な利用、設備の安定稼働、環境負荷低減といった複合的な課題への対応が求められている。Lucendが開発するAIプラットフォーム「Transparent AI」は、既存センサーから取得した膨大な運用データを分析し、電力使用量やCO2排出量、設備稼働状況などを可視化する仕組みを持つ。新たなハードウエアを追加せず既存設備に接続可能な点も特徴で、日常運用への影響を抑えながら改善余地の抽出を支援する。
同プラットフォームは、チラーの温度異常やUPSの効率低下などを検知し、人の判断を組み合わせる「ヒューマン・イン・ザ・ループ」型の運用を採用することで、透明性を意識した改善提案につなげる設計となっている。すでにメルボルンやシンガポール、パリ、ロンドンなど世界主要都市のデータセンターで導入実績を持つ。
今後は、LucendのAI技術と三菱電機が培ってきた設備機器やインフラ制御技術を組み合わせ、グローバル市場におけるデータセンター関連ビジネスの展開を進める。運用最適化とコスト削減の両立を図りながら、成長が続くデジタルインフラ分野での存在感を高める狙いがうかがえる。
【出典】
▷データセンターの運用最適化を実現する米国のスタートアップ Lucendへ出資
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。