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【海外】CREA:インド電力、再エネ拡大で石炭発電が歴史的減少

2026.01.11

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(出典:HPより)


エネルギー・クリーンエア研究センター(CREA)は、2025年のインド電力部門を分析した年次レビューを公表した。2025年の再生可能エネルギー導入量は1~11月で41GWに達し、通年として過去最大を更新した。設備容量に占める再エネ比率は40%まで上昇し、昼間の電力需要を中心に再エネが需要増を吸収する構図が定着しつつある。これにより、2025年の石炭火力発電量は前年比3%減となり、通年ベースでは新型コロナ期を除き半世紀ぶりの減少となった。

石炭・ガス火力の減少要因として、再エネ発電の急増が44%を占め、冷房需要を抑えた穏やかな気象条件が36%、中長期的な需要伸び率の鈍化が20%を占めた。一方、政府は今後7年間で石炭火力100GWの新設を計画しているが、既存および建設中の設備だけで2030年時点の必要量を上回ると指摘する。課題は設備量ではなく柔軟性にあり、多くの石炭火力が最低出力55%程度での運転を強いられ、低コストの再エネが利用可能な時間帯でも稼働を続ける構造が再エネの出力抑制を招いている。報告書は、石炭火力の柔軟化、蓄電池の導入加速、送電網強化などの制度改革を進め、再エネを新規石炭より優先する政策転換が不可欠とまとめた。

【出典】
India power sector review 2025: Record clean energy deployment drives historic decline in coal generation
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。