【海外】Sungrow:サウジで7.8GWh蓄電池、系統接続完了

(出典:HPより)
中東で最大規模となる蓄電池プロジェクトがサウジアラビアで系統接続を終えた。名目容量7.8GWhのエネルギー貯蔵システム(ESS)は、全面稼働後、世界最大級の稼働中バッテリーエネルギー貯蔵システムとなる見通し。ナジュラン、ハミス・ムシャイト、マダヤの南西部3拠点で構成され、再生可能エネルギー導入を加速する中東の象徴的案件と位置付けられる。設備供給を担ったSungrowは、PowerTitan 2.0を1,500基超、58日間で製造し、厳しい工期の下で全体を納入した。
採用したPowerTitan 2.0は、PCSや蓄電池コンテナ、中電圧変圧器などを一体化したAC-DCブロック設計で、工場試験まで含めた事前組立により現地施工期間の短縮に寄与する。サウジ国内に配置した専任サービスチームが据付、試運転、系統連系を支援した。年間の充放電量は22億kWhに達し、約40万世帯分の電力需要に相当すると見込まれる。サウジの国家戦略「Vision 2030」への貢献に加え、中東における大規模蓄電の本格展開の起点となる可能性がある。
【出典】
▷7.8 GWh Saudi Arabia ESS Project Officially Connected to the Grid
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。