【表彰】日本トイレ協会：2025年度JTAトイレ賞、過去最多38作品から表彰

日本トイレ協会は、2025年度のJTAトイレ賞の審査結果を公表した。応募作品は建築作品、研究・技術・開発、維持・管理、社会的活動の4部門で計38作品に上り、過去最多となった。特に建築作品部門と社会的活動部門では応募数、内容ともに水準が高く、公共空間としてのトイレを起点に、デザイン、DX、地域連携、インクルーシブ設計など多様な視点からの提案が目立った。審査は専門家による委員会審査に加え、トイレシンポジウム参加者による一般投票も行われ、専門性と社会的評価の両面から選考が進められた。

表彰では、JTAトイレ賞として建築作品、維持・管理、社会的活動の各分野から計4作品を選定したほか、奨励賞9作品、特別賞として未来賞1作品が選ばれた。混雑抑止と可視化を両立するトイレDXや、公衆トイレを起点とした地域共創の取り組み、外出時の安心を支えるデジタルサービスなど、トイレを社会インフラや文化装置として捉える動きが評価された。一方で、応募部門と評価軸の不一致が課題として指摘され、協会は今後も評価項目の周知や改善を進める方針としている。JTAトイレ賞は、優れた実践や研究を社会に発信し、トイレへの関心を高める場として存在感を高めている。

【出典】
▷2025年度JTAトイレ賞　審査結果
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。