【蓄電関連】ケミトックス：リチウムイオン電池安全性試験を拡充、北杜センターで高エネルギーセル評価強化

ケミトックスがリチウムイオン電池の安全性試験サービスを拡充し、山梨県北杜市の北杜LiB試験センターに試験機能を集約した。モバイルバッテリーの火災事故増加や航空輸送における規制強化を背景に、高エネルギーセルの評価ニーズが高まるなか、RC部屋を新設し最大1200Whまでのセル試験に対応する体制を整えた。熱暴走や発火、爆発リスクに関わる試験を安全に実施できる環境を構築し、需要拡大が続く大容量・多セル電池のリスク評価に重点を置く姿勢が示されている。

試験サービスはUN38.3やIEC 62133、JIS C8715／C8714、自動車関連規格など国内外の基準に対応し、釘刺し・圧壊、過充電・過放電、外部短絡、温度環境試験などの設備を備える。釘刺し試験は最短5営業日で完了する運用とされ、RC部屋の空き状況に応じ迅速な試験開始を可能とする。セル単体に特化した防爆仕様の試験棟と、試験計画策定からレポート作成まで一貫対応する体制を特徴とし、電池メーカーや電動モビリティ、蓄電システム事業者など多様な産業の技術開発を支える役割を強める方針が示されている。

【出典】
▷株式会社ケミトックス リチウムイオン電池の安全性試験サービスを強化
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。